細かいダイヤを繋いだような、シャリ感のある生地に、シケ引きを施した小紋です。
シケ引きとは、刷毛に染料を含んで手描きで染めていく技法です。
着物は13mありますので、その長さを色を替えながら刷毛で染めていくというのは、気の遠くなるような職人技です。
 
さらっとして見えて、実は手が込んでいる。
こういう小紋こそ、大人のお出かけ着にお勧めしたいものです。
 
綺麗目小紋・軽め付下を染帯と合わせてコーディネートすることが多い蓮佳では、このような『キャンバスになる着物』を一枚目にお勧めしております。
季節感は帯で楽しんで頂けますので、季なしで合わせられる小紋はきっと重宝して頂けることでしょう。
今回は水色の帯を合わせましたが、黒地も緑地も白茶地も乗りますので、お稽古にお出かけに、様々なシーンで使い勝手のよい一枚となることでしょう。
 
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【 ご着用シーン 】
 
観劇、お出かけに。
 
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【伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮】
 
秋の方は通常鼠より白茶が映えるのですが、この鼠は京紫色を噛んだようなほんのり赤味のある鼠ですので、オータムさんにも映える鼠です。
ただ、オータムさんの中でもソフトオータム、グレイッシュトーンが似合う方の方がよりお似合いです。
 
同じくニュアンスカラーの映えるサマーさんにもお似合いです。