月虹舎文庫
私たち40代前後の世代は、熟練の職人さんの口伝を受けられる最後の世代です。
口伝という言葉そのままに、これまで職人さんの技術や知識、経験は、活字やデータベースに残される機会は限られていました。
「真」を知る人々の英知を、精神を、僅かでもいいから受け継ぎたい。
それが叶わなくとも、せめて記録に残して、次の世代を生きる人々のヒントとなるようバトンを渡していきたい。
書籍にまとめて国会図書館に納めておくことで、いつか誰かに届くかも知れないから。
そんな思いで、「月虹舎文庫」を立ち上げます。
基本的には、きものと、きものにまつわる日本の伝統工芸に関わる分野における出版社として、自社企画「採花譜」の書籍出版と、持込企画を年に数冊ずつ、丁寧に編んでいきます。
未来は、記憶の蓄積によって作られてゆくことを信じて。
記
新着情報
月虹舎文庫、
それぞれの
楽しみ方
月虹舎文庫は、京友禅のデザイナーが立ち上げた、伝統文化・工芸の美術出版社です。
伝統文化の技術知識を次世代へ継承していくため、着物や茶道、数寄屋建築、能などの伝統文化や、それに携わる職人たちの技術知識を丁寧に取材し、口伝や英知をアーカイヴとしてまとめ、書籍に編んで参ります。
小社では自社企画だけでなく、書籍の編集企画、装釘デザインも手掛けております。
出版企画をお持ちの方は、出版企画書を添付の上、メールにてお問い合わせください。
また、着物にまつわる文化工藝を発信する場である実店舗「 salon & gallery 虹霓 」とオンラインストアにて、伝統文化や染織工芸等に特化した選書の書店と、オーナーの染織工芸の希少な蔵書を公開するご予約制の図書室「 繭隠 -mayogomori- 」を営んでおります。
良書を発刊されている著者や編集者、版元の方、伝統文化・工芸に従事されている職人さんをお招きし、課題図書と共にお話をお聞きする大人の文化講座・読書会「 荷葉日 」を不定期開催致します。
ぜひ、皆さまそれぞれのお楽しみ方を見つけてくださいませ。
online store
月虹舎文庫の出版物の他、「創造の翼を広げるための7つの配架」として下記をテーマに、きものと、日本の伝統文化、伝統工芸の良書をセレクトしております。


library
図書室「 繭隠 」
オーナーの染織工芸の希少な蔵書を公開するご予約制の図書室「 繭隠 -mayogomori- 」。
ご予約制にて、1時間ゆっくり京都・堀川北大路に在る月虹舎文庫直営店「 salon & gallery 虹霓 」にてお時間をお過ごしいただけます。
ご予約は1名様より、最大4名様まで承ります。(ご相席をお願いする場合がございます。)
季節のお茶と、紫野の美味しい和菓子屋さんのお菓子付きです。
2025年頃よりサービス開始予定に向けて現在準備中です。
自主企画
「採花譜」は、各地に残る植物染古法を研究し、京友禅の精神を承継していくプロジェクトです。
古来から在る染織に心惹かれ、染めの伝承地を尋ねると、
日本の植生の豊かさ、自然に由来した慎ましやかな文化に魅せられます。
花を育て、花に倣い、着物を染めていると、
暮らしは暦のリズムそのものなのだと感じます。
青を建てる藍の、陽差しから守る力。
黄を含む福木の、風雨を和らげる力。
赤を孕む茜の、血を清める力。
紫を宿す紫草の、悪霊を祓う力。
白を顕す絹と麻の、神の依る辺となる布。
人が布をまとう理由は、
「薬草の色を写した布で身を護るため」でした。
季(とき)と刻(とき)のあわいにたゆたい、
花と暮らし、花をまとい、暮らしを見つめてゆきたいと思います。













































