花のリースの帯を12カ月分創りたい、という夢がございます。
お召し頂く方の背に、花を背負って頂きたい、という想いからです。
こちらは、そのシリーズの一環で、12カ月の中の3月。
早春に花開く、可憐なビオラのリースをイメージして制作しました。
昨年諏訪湖にあるガレやドーム兄弟の珠玉のガラス作品を集めた美術館へ足を運びました。
美術館では展示物を光源が美しく照らし、ガラスの透明感によって植物のみずみずしさが浮き立って見えました。
これを染帯で表現するにはどうしたらいいだろう?と考えまして、まずは普段使わない「フランスの色」から地色や配色を選び、友禅は敢えて白場をみて挿していただきました。
色とりどりのビオラの花には、硝子の硬質な煌めきを纏うような刺繍を施しています。
少し肌寒い早春のお出かけも、この帯をお供にしていただくと、心も浮き立ちますでしょうか。
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【 ご着用シーン 】
お出かけ、観劇に。
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【 伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮 】
伝統色のパーソナルカラーは、彩度が高い色が映えるスプリングさんかオータムさんに最もお勧めです。
染帯 | 牡丹色 ビオラのリース
¥298,000価格
色: 牡丹色
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO 観劇、お出かけ、女子会に