京きもの | 蓮佳 -renca- 世界でたった一つの、あなたのだけの着物をお染めします。
ものがたりが生まれる、本当のオートクチュール。
人生を彩る着物にお袖を通してみませんか?
着る人が主役、纏う人が花の着物創りを。
お誂えのきものができるまでには、まずお好みの色や好きなお花、柄、お召しになる場所、合わせたい品、ご予算などを丁寧にヒアリングし、イメージを膨らませていきます。
仕上がるまで何度も打ち合わせを重ねながら染め上がった品は、最後に帯締めや帯揚げなどの小物のご相談を。
あなたを輝かせる色、取り合わせをご一緒に考えます。
日々のお誂え、スタイリングの仕事風景はこのように進められています。
きものを創る仕事をしたい、と思った時、はじめに浮かんだのは、「その人の魅力を引き立たせるきものは、呉服屋主導ではなくお客様と二人三脚で染めるものではないか?」ということでした。
通常きものを選ばれる時には、呉服店に行き仕上がった反物を見て、好きな色、相応しい柄を選ぶことが多いかと思います。
ただ、それではどこかで誰かが着ているものと同じ、既製品の中からの選択で、「その人らしさ」を完全に演出できるものではありません。
きものの良さは、纏う人の感性、品、その人も気付いていないかも知れない魅力が、立ち昇るように醸し出されるところにあるのではないでしょうか。
お客様の大切な時を演出するきもの。
であるなら、よりパーソナルに寄り添ったものをお届けしたいと思います。
20工程以上ある熟練の友禅職人が手掛ける仕事の連続により繋げられるバトンは、本来お誂え主をイメージしてこそ本領を発揮します。
綺麗に見える為に、その人のご身長体型、年齢や雰囲気、TPOに合った色柄のバランス、まとった時の立ち居振る舞いを考えて創られたものが、最も美しく見えます。
既製品では出来ない、本当にご満足いただけるお誂えの品を。
どこかで見たきものではなく、あなたの中のふわっとした「こんなきものがあったらいいな」という想いを、ご一緒に具現化していけたら幸いにございます。
【蓮佳-renca-】のきものが、あなたの背中をそっと押せる品となりますように。
お誂えのきものができるまで
― 初孫へ、結婚する娘へ、あるいは自分のための特別なきものを・・・ ―
きものを誂えたいと思った時、今までは呉服屋さんやデパートを巡り、好きな色や柄のきものを購入することがスタンダードでした。
別誂えと言っても、見本となる反物の色替えや柄の大きさを変えることがほとんどです。
「自分のイメージを形にしてくれる呉服屋さんがあったらいいのに・・・」と思われたことはありませんか?
京きもの | 蓮佳 - renca - は、本当にほしいきもの、着たいきものをお誂えいただくため、お客様と二人三脚で創るきものをご提案しております。
ご用途やお好み、ご予算、イメージを詳細にお打ち合わせしながら、一からデザインを起こしていきます。
ご来店いただいた場合や、出張先でお会いさせていただいた場合、お顔写真をお送りいただけましたら、お客様に合わせてその場でスケッチを描くことも可能です。
例えば、
・お子様のお名前に因んだきものを創りたい
・母の帯に合わせたきものが創りたい
・自分の仕事、立場に合うよう、相応しいきものを創りたい
・口切の茶事に合わせて、亭主のきものを創りたい
・仕舞で舞う予定の源氏物語の演目に合わせてきものを創りたい
等々、ご要望をできるだけ詳しくお聞かせください。
初めて自分のためのきものを誂えるので、全てお任せして見立ててもらいたい、というご希望も喜んでお受けします。
銀婚式なので思い出の風景を描いた染帯を創りたい、というご要望も素敵ですね。
「あったらいいな、できたらいいな」というご希望を、どうぞお気軽にお申しつけください。
カウンセリングを重ねる中で、ご一緒にイメージを膨らませていきます。
豊富な資料や、下絵師の「小下絵」からどんな図案がいいかお選びいただくこともできます。
イメージが固まったら、実際の制作にかかります。
着手金としてお見積もり額の50%を内金に頂戴いたします。
まずは採寸させていただき、仕立てあがった時にあなたが一番綺麗に見える柄の高さ、大きさを決めていきます。
立居座りで360度から見られて綺麗なように図案を構成します。
・日舞をしているので裄は長めにしたい
・お茶を習っているので前幅を広めにして正座が楽なようにしたい
等のご希望がございましたらあらかじめお申しつけください。
きものは熟練の技を持つ京の伝統工芸士と共に、京手描本友禅で制作いたします。
大きく分けて、
[下絵]→[糸目糊置]→[引染]→[蒸し水元]→[友禅]→[蒸し水元水洗]→[ゆのし]→[金彩][京繍]→[紋]→[仕立]
という工程を辿ります。
柄や加工の重さにもよりますが、通常の訪問着ですと3~6ヵ月平均してかかります。
地色選びは最も大切な工程です。
柄や季節に合わせて最適な生地をご提案させていただきますので、お顔映りやお手持ちの品に合わせて着回しも考えながら選んで参りましょう。
色見本の中でご希望に沿う色が無かったり、お見立てをご希望される場合は2色まで7千円+taxで試験染をさせていただくことも可能です。
鴇色、鶸色、瓶覗色・・・日本古来の色の呼び名は優美なものが多いですね。
色の持つ物語も合わせてお楽しみください。
友禅の配色は、あなたに合わせて「 京きもの | 蓮佳 - renca - 」のエッセンスを加味しながら決めていきます。
合わせる予定の帯や、お顔映り、地色とのバランスを考慮して配色して参ります。
蓮佳の配色は決してモダンではありません。古典に学んだ落ち着きある色の中にこそ、「出ず入らずの美」があると考えるからです。
こちらはプロにお任せください。
最後はご用途や柄の雰囲気、お好み、ご予算に応じて金彩や刺繍をさせていただきます。
こちらも熟練の金彩、刺繍職人が美しい着物を創るための最高の技術で仕上げて参ります。
刺繍のみで仕上げるきものをご希望の場合、工程が変わりますので別途お見積りさせていただきます。
仕上がりましたら、一度仕立てる前にご確認いただきます。
特に訪問着は刺繍の入れ方でイメージが変わります。
刺繍たっぷりをお好みの場合は、追加で効果的な個所に加えさせていただきます。
万が一お気に召さなければ一から染め直しをさせていただきます。
お気に召していただけましたら、残高のご請求をさせて頂きます。
銀行振込をご希望される場合は、一週間内に残高金額のご入金をお願いいたします。
お仕立てについてはこちらから詳細をご覧ください。
密にご連絡を取り合いながら仕上げていくきもの創りは、きっとその工程もご一緒に楽しんでいただけることでしょう。
本当のオートクチュールで、「心の満足」を感じていただけますと幸いです。
きものを纏うだけでなく、きものを創ることも物語になる。
京きもの | 蓮佳 - renca - はそんな物創りを心がけております。
あなただけのきものに袖を通してみませんか?
お誂えについてのお問い合わせ
お誂えについてのご相談は下記フォームよりお問い合わせください。(1~3営業日以内に返信させて頂きます。)
お問い合わせ・ご相談は勿論無料です。
オーダーしたいものがお決まりの場合は、下記項目をご記載いただけますとスムーズなご提案が可能です。
合わせたいお手持ちの帯または着物がある場合はお品の写真、お見立て希望の場合はお顔か全身写真をお送りいただけますとより詳細なご相談をさせていただけますので、下記メールアドレス宛てにお送りください。
< お誂え希望項目 >
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種別(例:訪問着、付下、小紋、留袖、染帯、袋帯、初着、七五三、振袖、裾引、白無垢、打掛、男性の着物、和装小物、フルセット希望、手持ちの着物・または帯に合わせて誂えたい、その他)
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地色のご希望(例: 赤系、ピンク系、黄・クリーム系、朱系、茶系、紫系、青系、緑系、鼠系、黒、白、ぼかし、お見立て希望、その他)
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柄のお好み、モチーフ(例:古典、モダン、エレガント、シャープ、可愛い、華やか、シック、無地感覚)
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ご年代
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ご予算
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納期 / ご着用予定日
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ご用途、ご着用場所(例:お茶会の場合は初釜か大寄せか、結婚式に参列の場合はどのようなお式、お立場かを具体的にお知らせいただけますと、より相応しいご提案をさせていただきます。)
open 11:00-17:00 / close 日・祝(不定休)
( 日中は制作の為出入りしております。
恐れ入りますがご来店の際は事前にご希望日時を
お知らせくださいませ。
定休日のご来店をご希望の場合はお問い合わせ下さい。)
tel: 075-286-4815
mail: info@gekkosha.kyoto
株式会社 月虹舎
京きもの | 蓮佳-renca-
価格と納期の目安(仕立て代別 / 仕立てに別途お時間を頂戴致します。)
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小紋 20万円~ 納期 平均3カ月~6カ月
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色無地 20万円~ 納期 平均3カ月~6カ月
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付下 35万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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訪問着 50万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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留袖 80万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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振袖 80万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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初着 50万円~ 納期 平均4カ月~6カ月
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七五三 50万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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裾引 80万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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婚礼衣装 100万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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喪服 20万円~ 納期 平均3カ月~6カ月
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染帯 20万円~ 納期 平均6カ月~12カ月
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袋帯 40万円~ 納期 平均3カ月~6カ月