水の上をゆったりとたゆたう、一筋のライン。
水面の一瞬の変化を映した、美しい一枚です。
彩流しとは、マーブルのことで、13mある反物を数人がかりで巨大な水槽に浮かべ、色糊を流した水面を移しとっていく技法のことです。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
と方丈記にも謳われるように、二度と同じ文様にはならない瞬間の美しさを、永遠に生地に閉じ込めた物語性のある着物です。
こちらの生地は江戸時代の縮緬の密度を取材して作られた「江戸縮緬」。
透け感のある生地ですが、盛夏にはやや地厚です。
最も適した季節は、初夏と初秋。
特に、お盆の送り火を迎える頃に開催される花火大会や夏祭りに、大人の浴衣替わりとして最適です。
単衣仕立てにされて、先取りの単衣として5月半ばから盛夏まで。
または8月中旬から10月初旬まで。
地球の呼吸に合わせて、しっとりとお袖を通して頂けますと幸いです。
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【 ご着用シーン 】
夕涼み、観劇、お食事等にお召しください。
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【 伝統色のパーソナルカラー:秋、秋好中宮 】
やさしくシックな色使いは、伝統色のパーソナルカラーの中で「ソフトオータム」さんに最もお勧めです。
小紋|江戸縮緬 彩流し
¥280,000 通常価格
¥252,000セール価格
- 素材 正絹
- 季節 夏単衣
- TPO お食事、観劇
- お仕立て納期 ご注文受付から約1カ月~一カ月半(ご着用日が決まっている方はご相談ください)