お気に入りの道具があると、暮らしが豊かになります。
この菓子切は、お茶の時間が楽しくなる、そんな逸品です。
Fiore(フィオーレ)、と名付けられた、繊細な彫金の美しい菓子切。
これが数奇屋袋にあると思うだけで、密やかな満足感に浸ることができます。
 
フィレンツェで彫金を学んだ女性作家がデザインする「リネアドット」さんが銀の板から手彫りで切り出した、イタリア彫金の技術を使用した唯一無二の菓子切。
細めですっと切れる切れ心地、そしてとても軽いのが特徴です。
練りきりや、羽二重餅も気持ちよく切れる秘密を尋ねたところ、「お菓子が切りやすいように、刃先の部分は銀を折り返してうち込んでおります。」とのことでした。
お茶を嗜む人ならではの、使い勝手も見た目も完璧な品です。
和と洋を併せ持つデザインが、さすがリネアドットさんです。
 
また、リネアドットさんに銀のケア方法を尋ねました。
「銀製品なので、どうしても経年変化はございますが、数年お使い頂いて経年変化がある場合は、市販されております銀磨きをお使い頂けますと、光を取り戻します。
なお、その場合はクロスですと全体に光が戻り、液体のものですと、彫金の部分に液が浸みこんでその部分も磨かれますので、お好みでお選び頂けますと幸いです。
銀製品の風合いをお楽しみください。」
とのことでした。
皆様のお茶の時間を彩る、お気に入りのお道具になりましたら幸いです。
 
※写真に写っております菓子切の袋は付属しません。
 
◆一枚目の画像真ん中のタイプは完売致しました。画像四枚目の、花を彫金した品は在庫ございます。