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与那国蚕を織り込んだ生地に、洒落た間道繍を施した染帯です。

与那国蚕とは学名アカタスと言われる、茶色の大きな繭を作る野蚕種です。

野蚕でありながら糸質は非常に柔らかくしなやかなのが特徴です。

養蚕農家さんに尋ねると、アカタスの精練は非常に難しいそうです。

実際に精錬後の糸を触らせてもらった所、蛹の時の見た目のごつごつしたイメージと違い、驚くほど柔らかく、ウールのような触り心地でございました。

 

その糸を織り込んだ地は、7、8月以外は通年利用して頂ける利便性がございます。

特に初夏・単衣・初秋の時期のお出かけに最適です。

 

このような帯は型染風の意匠を思いつくところですが、意表を突いた京繍の仕事というのがなんとも洒落ています。

刺繍店ならではの一つ一つ工夫が施された繍、どんな地色の着物を持ってきても合う配色が嬉しいところですね。

 

異国情緒を纏って花織や大島紬と合わせて頂くのが素敵です。

 

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【 ご着用シーン 】

 

お出かけ、観劇に。

 

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【伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮】

 

このような野蚕の風合いが最も映えるのは、伝統色のパーソナルカラー・オータムさんです。

ソフトオータムさんは、アースカラーのお着物に合わせて。

ディープトーンのオータムさんは、泥大島や絞りのお着物に合わせて頂くと素敵です。

染帯 | 与那国蚕 生成 間道繍

¥264,000価格
    • 素材  正絹
    • 季節  袷
    • TPO 観劇、お出かけ、女子会に

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