お正月向きに晴れやかな訪問着に偏りがちな冬の着物。
こちらは、「今日はお着物どす」にならない息抜き加減で、さらりとお召し頂ける柄付けで制作した着物です。
とは言っても、しっかりあしらいの刺繍を入れて創り込みはしております。
TPOのイメージは、顔見世の昼の部観劇から初寄り、節分まで。
 
フォーマルであっても少しリラックスした場所に合わせて、花一枝の美しさを抽出した意匠と致しました。
花に添える熨斗包は、「華包」と呼ばれる礼法に倣い、友禅らしくアレンジしております。
 
上前に松、梅、椿。
右後ろに、南天、牡丹。
お袖はシンプルに、ぼかしのみ。
蓮佳が最も信頼を置く引染師さんの、流麗なぼかしの刷毛目をご高覧ください。
このくらいの柄付ですから、御所解等の刺繍染帯にも合わせて頂けます。
 
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【 ご着用シーン 】
 
お茶会やパーティーに。
 
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【 伝統色のパーソナルカラー：夏、花散里 】
 
伝統色のパーソナルカラーは、サマーさんかソフトオータムさんがお似合いです。
というのも、サマーさんの中にはセカンドカラーがソフトオータムの方がいらっしゃるからです。
地色はサマーですが、ぼかしの配色はソフトオータムさんにも対応可。
ソフトオータムさんがお召しになる場合は、小物をオータムカラーで合わせていただきますと綺麗です。