落ち着いたシャンパンゴールドの底艶を放つ生地に、雅楽器を京繍で表現しました。
芸能の祖と謂われ、今でも雅楽師や能楽師の信仰を集める秦河勝。
広隆寺を建立し聖徳太子のブレーンとして活躍した後、兵庫県赤穂市坂越に居を定め、その地で没した河勝を祀る大避神社。
神社正面には生島という、神域の為立ち入りを許されていない河勝が眠る島があります。
ご神宝に1300年前の蘭陵王の伎楽面が残されています。
大避神社に掛けられていた、雅楽師による奉納の額が美しく、その絵を本歌として刺繍による表現としました。
今までになく、少し洒落たニュアンスカラーを使った配色で刺繍していただきましたので、古典ながらモダンな印象に仕上がりました。
上前に描いた笙は竹を束ねて造られますが、その姿は鳳凰を模し、音色は鳳凰の鳴き声を表すそうです。
翻る袂に、月宮殿の舞楽の調べを想います。
---------------------------
【 ご着用シーン 】
式典、茶会、観劇、パーティー等に。
---------------------------
【 伝統色のパーソナルカラー:秋、秋好中宮 】
伝統色のパーソナルカラー、ソフトオータムさんにお勧めの配色です。
付下|白茶地 雅楽器繍
¥780,000価格
色: 白茶
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO 月釜や歌舞伎、気心の知れた方とのパーティー、お出かけ等に。
- お仕立て納期 ご注文受付から約1カ月半~2カ月(ご着用時期がおありの方はお申しつけくださいませ)