「素敵な帯ですねぇ。古典でありながら、洋にも和にも合いそうです。」
と、この帯を拝見した時紫紘さんと話しておりました。
 
大胆に空間取りをして、金銀の糸が華やかな正倉院華文を構成し、地組織の部分は濃淡の引箔地。
 
こちらの素敵な帯を、パーソナルカラーウインターさん向けに蓮佳別注で古代紫地として頂きました。
何度も引箔の色、濃度、彩度を調整して頂き、試織を重ねて仕上がった逸品です。
「黒地では色がきつい、でもウインター向けの素敵な色が欲しい。」
という方に特にお勧めです。
紫地は鶸、青磁、白、白茶、銀鼠などと相性が良く、意外と着回しが効きます。
他の方とも被らない、お洒落な色です。
 
パーティーや、シャンデリアのある天井の高いホテルでの会食・結婚式の参列などに相応しい品格のある帯。
是非他に無い地色の帯をお探しのお客様にお手に取って頂きたいと思います。
 
 
西陣織の名門、「紫紘」。
源氏物語絵巻を西陣織で表現するという途方も無い仕事をライフワークとされ、素晴らしい帯の数々を残された故・山口伊太郎氏が創設した言わずと知れた名門の織匠。
西陣織の芸術性、創造性を極限まで高めた人物として、西陣ではその名を知らぬ人はおりません。
紫紘さんの帯のファンの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
伊太郎氏が突き詰めた表現を、確実に、着実に受け継ぎながら、日々現代の意匠を取り入れ新しい創作を続ける紫紘さんの帯。
「あぁ、ええ仕事っていうんはこういう事なんや。」と腑に落ちる、引き算の図案と選び抜かれた糸の配色。
それを身に纏う喜びを是非感じて頂きたいと思います。
 
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【 ご着用シーン 】
 
パーティー、結婚式、初釜等に。
 
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【伝統色のパーソナルカラー、冬、明石の御方】
 
こちらの帯はウインターさん向けに制作した、蓮佳別注品です。