早春の野に咲く春草を一杯に摘んだ花筐。
お正月を歳寒三友で迎えた後、七草粥を頂くように、どこか厳めしい題材で新年を過ごした後は、こんな優しい野草に目が行きます。
土筆、菫、蒲公英、早蕨・・・。
春が来たと、蝶も寄ってきます。
私は、着物の楽しさは着物と帯で物語を作れることにあると思っております。
ですので、前からご覧になった時と、後ろからご覧になった時で、帯にもハッとする物語性を持たせることが好きです。
前は春霞に楽しく舞う蝶。
後ろは花筐。
どうでしょう、初春の集いにお出かけしてみたくなりませんか?
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【 ご着用シーン 】
新春から4月まで。
新緑に季節が移る頃までの季節限定の染帯です。
新春のちょっとしたお集まりや、春の踊りの会を観に行かれる時などに。
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【伝統色のパーソナルカラー、春、玉鬘】
ピュアカラーがお似合いの、可憐な雰囲気をお持ちの方に是非お召し頂きたいと思います。
ピンク色やクリーム色の着物と合わせたら京風です。
シックな紬と合わせて、帯で魅せる着こなしも素敵ですね。
その場合は民芸調ではなく、蚊絣や唐草、無地紬が良いと思います。
染帯 | 市松織 水色地 春草の花籠に蝶
¥238,000価格
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO 観劇、お出かけ、女子会に