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江戸時代から続く人気柄、白上げに刺繍を施した御所解。

御所解とは後々の言葉で、公家の女性が着用していた柄ではなく、大名の婦人や大奥の奥女中など、限られた女性しか着られない贅沢な柄でした。
その江戸風情を、少し変化させ、友禅が始まった頃の雰囲気で制作してみました。

 

友禅技法が生まれて340年程が経ちますが、友禅の創始者は京都・知恩院の辺りで扇の絵師をしていた宮崎友禅斎とされています。

それまで絞りや刺繍、墨描、金彩といった技法しかなかった着物に、絵を描けるようになったのは画期的なことでした。

 

今の京友禅は「塗り切り」の技法を多く採用しますが、初期の友禅はぼかしをふんだんに使用します。

それは今ではほぼ使われなくなった草津市の花「青花」によるのびやかな下絵と、糊糸目による繊細な線があってこその表現です。

こちらは江戸時代を踏襲した植物染めではなく化学染料、ゴム糊で上げたものですが、いつか江戸時代の友禅が生まれた頃の技法を使い、着物を染めてみたいと、職人さんたちと研究を進めています。

 

こちらの柄は、御簾を背景に四季折々の草花を配しました。

茶席に、パーティーに、どんなシーンでも万人に好まれるお柄です。

 

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【 ご着用シーン 】

 

お茶会、お出かけ等に。

 

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【 伝統色のパーソナルカラー:春、玉蔓 】

 

イエローベースさん向けに配色を致しました。

特に紫は赤味に寄せて。

オータムさんにも勿論お似合いになります。

訪問着|特一越 水色地 御簾の御所解

¥780,000価格
: 水色
    • 素材  正絹
    • 季節  袷
    • TPO お茶会、お出かけ等に。
    • お仕立て納期  ご注文受付から約1カ月半~2カ月(ご着用時期がおありの方はお申しつけくださいませ)

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