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12月21日(木)

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salon & gallery 虹霓

「 朔月会 | 星に願いを 」 salon & gallery 虹霓

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「 朔月会 | 星に願いを 」 salon & gallery 虹霓
「 朔月会 | 星に願いを 」 salon & gallery 虹霓

日時・場所

2023年12月21日 11:00 JST – 2023年12月24日 18:00 JST

salon & gallery 虹霓, 日本、〒603-8165 京都府京都市北区紫野西御所田町34−2

イベントについて

【 exhibition 朔月会 | 星に願いを 】

salon & gallery 虹霓の12月「朔月会」は、裏千家正教授・筒井宗恵さんと仏師・坪田和紗さんをお招きし、「星に願いを」をテーマに展示会を行います。 

筒井先生は今年京都市上京区に「井筒庵」という茶室を披かれました。

ここは明治6年オーストリア製のジャガード機を持ち帰り、西陣織の発展に寄与した4世伊達弥助の邸宅だった場所です。

経糸の制御に使う道具である「筬」が組み込まれた欄間や、弥助の私室であったと想像される小部屋には、今でも明治期の貴重な織物が天井や襖を彩っています。 

伊達家はウィーン万博に参加して舶来の染織や図案を持ち帰り、西陣織の工芸的価値を高めました。

もう一つの功績として、4世の没後跡を継いだ5世弥助が、蓮糸の観音像を制作したことが挙げられます。

この蓮糸は大隈重信の母・三井子自身が紡いだもので、扱いの難しい糸に苦心の上に製織され、明治11年に完成しました。

三井子は織り上がった蓮弁の上の美しい悲母観音に感激し、織物を漆塗りの厨子に納め、両扉の裏面に金泥で御製を印し、関東の33の有名寺院に寄納したほか、この逸品を皇后陛下にも献上しています。(西陣織工業組合HPより引用)

極楽往生への縁を結ぶといわれる観音像。

筒井先生に師事し茶道の研鑽を積む坪田さんが、仏師としての彫刻技術を活かして茶道具をつくり、仏像を荘厳する技術である「截金」を手掛けているのも、浅からぬ仏縁を感じます。

筒井宗恵さんの室礼と坪田和紗さんの仏様や茶道具作品をどうぞお楽しみください。

室礼 筒井 宗恵 裏千家正教授

仏師 坪田 和紗 2010年より中尊寺大仏師坪田最有に師事          

         坪田最有主催坪田工房にて全国の社寺仏像新調修復に携わる

――― 

場所:salon & gallery 虹霓

日時:12月21日-24日 ( 木-日 )

   11時 - 18時( 会期中無休 )

京きもの蓮佳(直通):075-286-4815

※フリーオープンの為ご予約は不要ですが、密を避ける為、ご来店希望日時・ご要望をお聞かせ頂けますと混雑時間をお知らせさせて頂きます。

※HP・SNS等をご覧頂き、初めてお越し頂けるお客様は、ご来店予約の上、ご希望等を予めお聞かせ頂けますと幸いです。必要な準備を整え、お目にかかれますのを楽しみにしております。

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