星に願いを
廿十八宿、すなわち宇宙を表した星尽くしの染帯。
廿十八宿とは、月が地球を一周する間に通過する28の星座のことです。
天球を西から東に28個に不均等分割した星座は、大きく分けて4つの方角に区分されます。
1つの方角の中にある7つの星宿を繋げた形を、有名な四神―すなわち、
東:青龍
北:玄武
西:白虎
南:朱雀
の聖獣に見立てます。
星々の瞬きを金彩と雲母で表現した帯を纏って。
四神が司る星々の守りを授かり、地上を生きる私たちの人生が、幸せに満ちたものになりますように。
そっと、星に願いを。