お目出度い紅白菊の染帯です。
締めて頂くとお太鼓の裾上に曲を付けた紅菊が咲く、空間を活かした構図と致しました。
平置きの状態より、お召し頂く方が素敵に見えるよう立体的に図案を考案しております。
重陽は中国の陰陽思想から伝わった節句です。
奇数は「陽」の数字とされ、奇数が重なる日は幸多き縁起の良い日とされました。9は数の中で一番大きな奇数で、陽が極まる9月9日であることから「重陽」と呼ばれます。
丁度旧暦の重陽の時期に咲き始める菊は、古来から優れた薬効があることで知られています。菊が群生する谷の水を飲んだ村人が皆長寿になったという「菊水伝説」や「菊慈童/枕慈童」の能など、菊に纏わる謂われも多く残っています。
平安時代の貴族は重陽の日の前日、菊に「着せ綿」をして露を含み、翌日菊の香りを移した綿を顔に当て、若さと健康を願いました。
菊の花 若ゆばかりに 袖ふれて 花のあるじに 千代はゆづらむ
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【 ご着用シーン 】
秋の観劇やお稽古、お出かけに。
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【伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮】
オータムさんに最も映えますが、ご年齢を重ねられたスプリングさんにも向く配色です。
染帯 | 塩瀬 生成 紅白菊
商品詳細
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO お稽古、観劇、お出かけに
購入前のお手元現物確認・お取り置きについて
購入を検討してくださっている方も、写真だけでは質感や実際の色がわからずご不安に思われていらっしゃると思います。
もしご来訪頂くか、展示会及び出張先にご足労頂ける方、及び関西圏(愛知から兵庫まで)ご在住でご自宅訪問可の方は、実際の品をご確認頂けるまで、一週間の期間でお取り置きをさせて頂きます。
直接確認が難しい方は、商品代金を一旦お振込み頂けましたらご自宅まで未仕立ての状態でお届けさせて頂きます。
お手元で確認して頂き、イメージと違いましたら往復の送料に加え、梱包手数料(一律¥1,080‐)を差し引いた金額を返金させて頂きます。
お気に召して頂けた場合は送料・手数料共に弊社で負担の上、お仕立てにかからせて頂きます。
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