「この小紋、花柄の総柄やし息抜きになって花と被らへん帯がええな。」
「濃色の地味な紬、華やかに着たいな。でも御所解が合うような紬と違うし、かといって織名古屋帯をするのも何か違う・・・。」
という、ピンポイントなニーズを満たす染帯です。
お客様から「箪笥で熟成させている、母から譲られた泥大島を何とか着たいのですが、どのような帯が合いますか?」
とお尋ね頂くことがあります。
そんな時に、このお柄はぴったりではないでしょうか。
現代の大島は無地感覚で柄があまり入っていないものが多いのですが、以前は色とりどりの絣で織り出した御所車や花柄が主流でした。
総柄のものが多いので、合わせる帯をお悩みの方が多いようです。
京都では、桜の柄以外、着物と帯を同じ図案で重ねることはありません。
着物が花なら帯は有職、帯が花なら着物は割付。
着物の柄が詰まっているなら帯はポイント柄で。
帯が華やかなら着物は空間を活かしたものを。
そうして着物と帯が響き合うように着こなすのが、すっきりと美しい着姿の秘訣かと思います。
波の金彩は、一度ベースの金を降った後、再度様子を付けて重ねて力感を出しています。
金彩の迫力がありながら、伸びやかな意匠の波となりました。
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【 ご着用シーン 】
お稽古、普段のお出かけに。
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【伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮】
柿色を着こなせるのはオータムさんの特権です。
焦茶地や濃紺の紬と合わせてお楽しみいただきたいと思います。
染帯 | 塩瀬 柿色 金彩波
商品詳細
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO お稽古、普段のお出かけに。
- お仕立て納期 ご注文受付から約1カ月~一カ月半(ご着用日が決まっている方はご相談ください)
購入前のお手元現物確認・お取り置きについて
購入を検討してくださっている方も、写真だけでは質感や実際の色がわからずご不安に思われていらっしゃると思います。
もしご来訪頂くか、展示会及び出張先にご足労頂ける方、及び関西圏(愛知から兵庫まで)ご在住でご自宅訪問可の方は、実際の品をご確認頂けるまで、一週間の期間でお取り置きをさせて頂きます。
直接確認が難しい方は、商品代金を一旦お振込み頂けましたらご自宅まで未仕立ての状態でお届けさせて頂きます。
お手元で確認して頂き、イメージと違いましたら往復の送料に加え、梱包手数料(一律¥1,080‐)を差し引いた金額を返金させて頂きます。
お気に召して頂けた場合は送料・手数料共に弊社で負担の上、お仕立てにかからせて頂きます。
ご相談・お問い合わせはこちらまでお願い致します。